世界保健機関(WHO)は、本年6月に、国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)を公表しました。現行のICD-10への改訂(1990年)以来、約30年ぶりの改訂となります。
この公表を受け、加盟国は、分類の翻訳など自国での適用へ向けた準備を開始することが期待されており、2019年5月には世界保健総会へ提出される予定です。今後、我が国は適用に向けた検討を進めることになります。
ICD -11の開発には多くの日本の医学専門家・団体が関わり、日本病院会は、長年財政的支援等で貢献いただきました。また、特に内科分野の検討会議には、日本内科学会をはじめとして日本血液学会、 日本内分泌学会、 日本糖尿病学会、日本消化器病学会、日本循環器学会 、日本呼吸器学会、日本腎臓学会、日本リウマチ学会 、日本小児科学会等幅広く御協力をいただきました。
今回公表されたICD-11には、生活機能評価に関する補助セクションが新設され、これは、2001年5月にWHO 総会で採択されたICF(国際生活機能分類)を基にしており、さらなる活用が期待されています。
こうした中、これまでの経緯をまとめ関係者への感謝を表すとともに、WHOの担当者に開発の意義や期待される目標、活用される事例等を講演していただき、未来像を共有することにより、国際統計分類の一層の活用を促進するため本フォーラムを開催いたします。
■名称 |
日・WHOフォーラム(WHO-Japan Forum)2018 ~ICD-11・ICF大活用時代の扉を開く~
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■テーマ |
ICD-11公表記念、改訂の集大成と今後の展望
ICFと一体の導入・普及加速 |
■日時 |
2018年11月30日(金)
第一部 10:00~13:00
ICD-11公表記念シンポジウム
第二部 14:30~16:30
WHO公開講座「WHO担当官によるICF講座」
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■会場 |
UNハウス(国連大学)3階ウ・タント国際会議場 |
■主催 |
厚生労働省、世界保健機関(WHO)※予定 |
■共催 |
一般社団法人 日本内科学会 |
■後援 |
- 一般社団法人 日本介護支援専門員協会
- 一般社団法人 日本血液学会
- 一般社団法人 日本言語聴覚士協会
- 一般社団法人 日本呼吸器学会
- 一般社団法人 日本作業療法士協会
- 一般社団法人 日本在宅医学会
- 一般社団法人 日本在宅ケア学会
- 一般社団法人 日本循環器学会
- 一般財団法人 日本消化器病学会
- 一般社団法人 日本腎臓学会
- 一般社団法人 日本精神科看護協会
- 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟
- 一般社団法人 日本糖尿病学会
- 一般社団法人 日本内分泌学会
- 一般社団法人 日本病院会日本診療情報管理学会
- 一般社団法人 日本リウマチ学会
- 一般社団法人 日本老年医学会
- 公益財団法人 テクノエイド協会
- 公益社団法人 全国老人保健施設協会
- 公益社団法人 日本医師会
- 公益社団法人 日本医療社会福祉協会
- 公益社団法人 日本介護福祉士会
- 公益社団法人 日本看護協会
- 公益社団法人 日本社会福祉士会
- 公益社団法人 日本小児科学会
- 公益社団法人 日本障害者リハビリテーション協会
- 公益社団法人 日本精神保健福祉士協会
- 公益社団法人 日本理学療法士協会
- 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
- ソーシャルケアサービス従事者研究協議会
- 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会
- 特定非営利活動法人 日本ソーシャルワーカー協会
- 日本医学会
- 日本脊髄障害医学会
- 日本保健医療福祉連携教育学会
(五十音順)
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■定員 |
300名 |
■参加費 |
無料 |
■言語 |
日英 同時通訳付 |
■企画・運営事務局 |
オスカー・ジャパン株式会社 |